侍Jにも朗報、青木宣親がマルチ発進 ア軍監督称賛「バットコントロール巧み」

アストロズ初陣で2安打1盗塁、サイ・ヤング賞右腕から1安打

 今季アストロズに加入した青木宣親外野手が25日(日本時間26日)に行われたタイガースとのオープン戦に「1番・左翼」でスタメン出場し、4打数2安打1盗塁と結果を残した。順調な滑り出しにA.J.ヒンチ監督もその打撃を称賛した。

 今季、マリナーズから加入した35歳は今季初のオープン戦で初回、サイ・ヤング賞右腕バーランダーから投手内野安打をマーク。直後に二盗も成功させた。その後の2打席は凡退したが、7回の第4打席には左前安打を放った。4回の守備からセンターに入り、7回に代走を送られて交代。この日チーム唯一のマルチ安打で、チームが4-11と敗れる中で存在感を発揮した。ヒンチ監督も試合後、「バットコントロールが巧みで当てるがうまい。彼には今日のような働きを期待している」と称賛した。

 青木は3月開幕のWBCにも出場予定。前日には侍ジャパンが今季初実戦となったソフトバンク戦で4安打完封負け。打線が苦しむ中、青木の好発進は侍ジャパンにとっても朗報だ。

 アストロズでは26日のオープン戦に出場し、チームを離れる予定。今大会、侍ジャパン唯一のメジャーリーガーとなるベテランは日米で大きな期待を寄せられている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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