アストロズ、2連敗からの連勝で世界一確率100%!? 過去のデータが後押しに
86年“バンビーノの呪い”大逆転メッツ、96年“黄金期”初年度ヤンキース
■アストロズ 8-1 ナショナルズ(ワールドシリーズ・日本時間27日・ワシントンDC)
アストロズは26日(日本時間27日)、敵地で行われたナショナルズとのワールドシリーズ第4戦に8-1で快勝し、2連勝で2勝2敗のタイに戻した。「ESPNスタッツ&インフォ」の公式ツイッターは、過去のワールドシリーズでホームで2連敗からその後2連勝した2チームの結果を紹介している。
「ESPNスタッツ&インフォ」によると、ホームでの第1戦、第2戦で負けた後、第3戦、第4戦に勝ったのは、1986年のメッツと1996年のヤンキースのみ。どちらもその後、世界一となっている。
86年のメッツはレッドソックスにホームで2連敗。その後、2連勝したが第5戦は敗れてリーチをかけられる。しかし、第6戦ではあと1球で敗退から2度も追いつき、一塁手ビル・バックナーの衝撃のトンネルでサヨナラ勝ち。レッドソックスは46、67、75年に続いて第7戦で敗れ、“バンビーノの呪い”と呼ばれた。96年はヤンキースがホームで2連敗の後、怒涛の4連勝で世界一に。18年ぶりに世界一に輝き、その後の5年間で4度世界一となる黄金期の足掛かりとなった。
20勝コンビのコール&バーランダーで連敗を喫して一時は暗雲が立ち込めたアストロズ。過去の好データの通りに、勢いを取り戻して世界一に輝くのか注目だ。
(Full-Count編集部)