ソフトB和田、一晩で激変「驚くほど良くなった」 そのきっかけとは?
キャンプ初の連投で39球「モヤモヤが晴れました」
ソフトバンクの和田毅投手が、今キャンプ最後となるブルペンでの投球練習を行なった。宮崎キャンプ最終クール2日目の26日、前日に続きブルペン入り。キャンプ初の連投で39球を投げ「今日は良かった。モヤモヤが晴れました。自分の中でこうかな、というのを見つけたので修正したら、驚くほど良くなった。自分らしいボールが投げられるようになった」と確かな手応えを得た。
前日のブルペンでは何度も投球フォームを確認しながらの投球となり「納得できる形じゃない。安定感がない」と試行錯誤を重ねた左腕。わずか一晩での激変に「いつも夜にシャドーをやっているんですけど、昨日の夜にこうかな、と。部屋のカーテンを開けて、窓に映るからそこで。外は海なので誰に見られることもないので(笑)」と、毎晩自室で行うシャドーピッチングできっかけをつかんだという。
「間ですかね。一言で言えば、ですけど。言葉にするのは難しい」という左腕の中での微細な調整。「ようやくコレかな、といういうのが見えてきた」。
3月31日のロッテ戦(ヤフオクD)での開幕投手に決まっている和田。3月1日の球春みやざきベースボールゲームズ・斗山ベアーズ戦で今季初の対外試合に臨む。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani