打者は豪快バット投げも… 西武秋山の「第1回プレミア12」韓国戦での好捕に再脚光
打たれた増井も立ち尽くす中、快足を飛ばして背走すると見事にキャッチ
11月2日(現地時間3日)に開幕する「第2回 WBSC プレミア12」を前に、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は2015年の第1回大会を振り返り、名場面の動画をランキング形式で紹介。準決勝・韓国戦で西武・秋山翔吾外野手が見せた満塁の危機を救うキャッチが第6位に選ばれている。
東京ドームで行われた準決勝の韓国戦。日本は3点リードが一転、9回に4点を奪われて勝ち越しを許した。さらに2死満塁とピンチは続き、打者は逆転劇の起点のヒットを放った呉載元(オ・ジェウォン)。呉はセンターへの大飛球を放つと、豪快なバット投げで満塁弾を確信。打たれた増井も悟ったように立ち尽くしたが、センターの秋山は諦めていなかった。快足を飛ばして背走すると、フェンス際でジャンプしてキャッチ。瀬戸際で追加点を阻止した。
秋山は第2回大会の侍ジャパンにも選出。今季は海外FA権を取得したため、メジャーのスカウトからも熱視線を集めそうだ。