ロッテ益田、国内FA権を行使せずに残留 正式表明「ロッテで優勝したい」
ZOZOマリンで会見「FA宣言せずに残留することに決めました」
ロッテの益田直也投手が30日、ZOZOマリンスタジアムで会見を行い、国内FA権を行使せずに残留することを発表した。冒頭で「私事ですが、FA宣言せずに残留することに決めました」と話した。
球団に伝えたのは「日本シリーズ2日後くらい」という益田。「そんな考えることないと思っていたんですけど、実際にオフになって、その権利を持っている中でいろんなことは考えて、いろんな人に相談して、この決断に至りました」と振り返り、最大の決め手として「やっぱりファンの人からのSNS等、それ以外のところでも残ってほしいという声をたくさんいただいて。ロッテで優勝したい。このメンバー、このスタッフで、ファンのみなさんがいるところで優勝したい」と誓った。
益田は2011年のドラフト4位で関西国際大学から入団。2012年は71試合に登板し、41ホールドの成績で新人王に輝くと、2年目には33セーブで最多セーブを獲得した。その後も8年間で7度、50試合以上に登板するタフネスさで、通算472試合に登板。今季は60試合で4勝5敗、27セーブ12ホールド、防御率2.15の成績を残し、シーズン中に国内FA権を獲得していた。
(工藤慶大 / Keita Kudo)