侍投手陣のキーマン牧田が“汚名返上”の快投 WBC本番へ「100%に近い状態」
2回4失点の台湾選抜戦から修正、2回21球での3者凡退に「結果が出た」
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で2大会ぶりの世界一を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は3日、「アサヒスーパードライ プレゼンツ 2017 WBC強化試合」で阪神(19時開始、京セラドーム)と対戦し、2-4で敗れた。先発の武田翔太投手(ソフトバンク)が2回3失点と乱調も、3回から2番手で登板した牧田和久投手(西武)が2回無安打無失点1奪三振と快投。打者6人をわずか21球で片付ける快投で阪神打線の勢いを止め、ゲームを立て直した。
牧田にとっては“汚名返上“の登板だった。救援陣のキーマンは、2月28日の台湾リーグ選抜との試合では則本の後を受けて2番手で登板。しかし、2回6安打4失点と炎上した。小久保裕紀監督は「試したい部分があったと思う。打たれたことについては気にしていません」と話していたが、当然、本番前に2試合続けての“乱調”は許されない状況だった。
「前回の台湾戦であれだけ打ち込まれたので、その中で修正しようと思って修正した結果が出たのかなと思います」