ワールドシリーズMVP右腕が残り4年108億円の契約を破棄しFAに 米メディア伝える

ナショナルズのスティーブン・ストラスバーグ【写真:Getty Images】
ナショナルズのスティーブン・ストラスバーグ【写真:Getty Images】

今季は33試合に登板しキャリアハイとなる18勝6敗、防御率3.32

 球団初の世界一となりワールドシリーズMVPに輝いたナショナルズのスティーブン・ストラスバーグ投手が、残り4年1億ドル(約108億円)の契約オプションを破棄しフリーエージェント(FA)となった。米メディアが伝えている。

 MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者は自身のツイッターで「ストラスバーグがナショナルズと結んでいる最後の4年1億ドルの契約を破棄した」と速報し、ストラスバーグがFAとなったことを伝えた。さらに米メディア「ESPN」のジョフ・パッサン記者も「ナ・リーグトップの209投球回とプレーオフでの素晴らしい活躍もあり、ストラスバーグはナショナルズと元々結んでいた1億7500万ドルを上回る契約を考えている」と伝えている。

 ストラスバーグは2016年のシーズン途中に7年総額1億7500万ドル(約189億円)の延長契約に合意し、残り4年の契約が残っていた。今季33試合に登板し18勝6敗、防御率3.32の数字を残しキャリアハイの成績をマーク。ワールドシリーズでも2試合に登板し2勝、防御率2.51と活躍しワールドシリーズMVPを獲得していた。

(Full-Count編集部)

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