イチロー今季初実戦は2打数無安打 マ軍監督「プロセスは始まったばかり」
アストロズ戦に「8番・指名打者」で出場
スプリングトレーニング中に負傷したマーリンズのイチロー外野手が5日(日本時間6日)、アストロズとのオープン戦で今季初の実戦に臨んだ。この日は「8番・指名打者」で出場し、2打数無安打1四球1得点。試合は7-7のドローだった。ドン・マッティングリー監督は試合後、復帰したベテラン外野手について「彼のプロセスは始まったばかり」と、今後の復調を予想している。球団公式サイトがレポートしている。
イチローは2月21日の守備練習でブランドン・バーンズ外野手と交錯。腰と右太ももを痛めて別メニュー調整を余儀なくされた。
そして、開幕まで1か月と迫ったタイミングで実戦に復帰。記事によると、イチローは通訳を介して、「僕は43歳なので、初戦がいつもよりも少し遅れても問題ありません」と語ったという。この日は最初の2打席で凡退したが、6回の3打席目で四球を選び、エチャバリアの本塁打でホームを踏んだ。
一方、マッティングリー監督は記事の中で「彼のプロセスは始まったばかりだ。彼の現状は他の選手の7、8日前の状態だ。打席にようやく入り始めたという状況。彼の流れに乗せて、そこから準備してもらうよ」と語っており、メジャー17年目のベテランの調整力に信頼を寄せている。