侍・山田、“幻のホームラン” ファンがキャッチ、ビデオ判定の末に適時二塁打に
スタンドは沸くも審判は二塁打判定、ビデオ判定でも覆らずも1点を勝ち越す
野球日本代表「侍ジャパン」は7日、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド初戦でキューバ(東京ドーム)と対戦。4回に山田哲人内野手(ヤクルト)が大飛球を放つも、“幻のホームラン”に。しかし、1点を勝ち越した。
同点の4回、1死から松田が2打席連続のセンター前ヒットで出塁し、小林がバントで送って2死二塁とする。ここで山田が打席へ。左腕イエラからレフトへの大飛球を放った。
これをレフトスタンドのファンがフェンス手前でキャッチ。東京ドームは大きな盛り上がりを見せたが、審判団がすぐに集まって協議。ビデオ判定に突入した。確認、ビデオ判定合わせて約2分間の協議の末、二塁打に。松田の生還は認められたが、本塁打にはならなかった。
日本はさらに相手の失策でチャンスを広げるも、青木の左中間へのフライを相手センターがスーパーキャッチ。3点目を奪うことはできなかった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count