侍・則本が3イニング目につかまり3失点で3点差に デスパイネのソロから崩れる

キューバが反撃、日本は岡田が火消ししてリード守る

 キューバ代表のアルフレド・デスパイネ外野手(ソフトバンク)が7日、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド初戦で、侍ジャパンの2番手・則本昂大投手(楽天)からソロ本塁打を放った。則本はこの回3点を失い、無念の降板となった。

 6点を追う7回、デスパイネは先頭で打席に入ると、1ボールから則本の外角高めへの直球を捉え、右中間スタンド最前列に運んだ。4回1失点で降板した先発・石川の後を継ぎ、2イニング連続3者凡退と好投していた則本のリズムを崩した。

 続くサードベラはセンター前ヒット。さらに、グラシアルはセンターオーバーの二塁打で無死二、三塁とすると、代打アービレイスがセンター前ヒット。2点タイムリーとなり、キューバが3点差に迫った。

 その後、代打アラルコンは遊ゴロ併殺打で2アウト。しかし、セスペデスもセンター前ヒットを放ち、則本を“KO”した。続く代打デルガドは3番手・岡田の前に空振り三振に終わったが、キューバが反撃を始めた。

 日本は好投していた則本がつかまるも、度胸満点の岡田が踏ん張り、リードを守った。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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