強心臓の侍・石川、開幕投手で4回1失点快投「もうちょっと緊張したかった」
キューバ相手に4回2安打1失点…大役で結果を残し、侍打線に勢いつける
野球日本代表「侍ジャパン」は7日、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド初戦でキューバ戦(東京ドーム)に臨み、11-6で勝利した。打線が14安打11得点と爆発。救援陣が終盤に失点を重ねたものの、両軍合わせて25安打の乱打戦を制した。2大会ぶり3度目の優勝を目指す日本はB組最大のライバルに競り勝ち、2次ラウンド進出へ前進した。
開幕投手を務めた石川歩投手(ロッテ)は4回2安打1失点と好投。大役で見事結果を残し、侍ジャパンに勢いをつけた。
試合後の一問一答は以下の通り。
――独特の緊張感があった。
「あまり緊張しなかった。いつも通りに入れた」
――4回1失点という内容。
「ストライクがあまり先行できなかったので、苦しいピッチングになった。野手の方に助けられてなんとか…」
――初回はピンチを作った。
「(内野安打は)ボールに触らなければ良かったなと。ちょっと後悔した」
――味方の守備が救った。
「本当に心強かったです」
――投球を振り返って。
「本当に緊張しなかったので、もうちょっと緊張したかった」
――大役で白星をつかんだ。
「勝ったことが一番良かったと思うし、また次投げられるように準備したい」
――次戦へ向けて。
「もうちょっといい投球ができるように、次も頑張っていきたい」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count