FAの元日ハム・マーティンはDバックスへ? 米メディアが進言、相場は2年約10億円
今季途中にレンジャーズからブレーブスへ移籍、地区優勝に貢献した
今オフにFAとなったブレーブスの元日本ハム右腕、クリス・マーティン投手を、ダイヤモンドバックスが獲得すべきであると米メディア「CBSスポーツ」が伝えた。今季ナ・リーグ西地区で2位だったダイヤモンドバックスは今オフ補強資金が潤沢であるとして、ブルペン補強策にマーティン獲得を挙げた。
2016、17年に日本ハムでプレーしたマーティンは今季途中にレンジャーズからブレーブスへトレード移籍。地区優勝に貢献した。カージナルスとの地区シリーズ第1戦で登板前の投球練習で左脇腹を痛めてロースターから外れたものの、このオフのFA市場での注目選手の一人になっている。
「CBSスポーツ」は「怪我により不運な形でシーズンを終えたが全体的に素晴らしいシーズンを送っていた」と指摘。NPBでの2年間の活躍(計92試合登板、2勝22セーブ48ホールド)に触れ、「日本での時間が彼のキャリアを救った」としている。
記事は更にダイヤモンドバックスが近年アジアでプレーした選手と契約を結んでいると指摘。2年前に日本人右腕の平野佳寿と2年600万ドル(約6億5600万円)の契約を結び、昨年は韓国プロ野球「SKワイバーンズ」でプレーしていたメリル・ケリーと2年550万ドル(約6億円)の契約を結んだと伝えた。
米データサイト「ファングラフス」によると、マーティンは2年900万ドル(約9億8000万円)の契約を結ぶのではないかとしている。
(Full-Count編集部)