白星発進の侍J、MLB公式サイトは4打点松田称賛「MLB球団に思い知らせる」

3ラン含む4安打4打点と活躍した松田

 野球日本代表「侍ジャパン」は7日、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド初戦でキューバ戦(東京ドーム)を11-6で破った。2大会ぶり3度目の優勝を目指す日本はB組最大のライバルに競り勝ち、2次ラウンド進出へ前進。この勝利をMLB公式サイトも特集し、4打点を挙げた松田宣浩内野手の活躍に注目している。

 この日、「8番・サード」でスタメン出場した33歳は第1打席、第2打席で連続ヒットを放つと、5回の第3打席では左翼席へ侍ジャパン今大会1号となる3点弾を叩き込んだ。8回にもタイムリーを放ち、この日は5打数4安打4打点と爆発。試合後は「代表合宿が始まってから強化試合を含めて自分のバッティングができなかった。今日がスタートだと思って一打席一打席、一球一球、集中して打席に入ることができた」と振り返った。

 この日、侍ジャパン最多打点をマークした8番打者をMLB公式サイトでも速報。「マツダが大事な試合で日本を活気づける」との見出しでレポートした。

 記事では松田が2015年オフにメジャー移籍を視野に入れながらも日本に残ったことに触れ、「火曜夜の日本のWBC初戦で、マツダはMLB球団やファンが何を見過ごしたのかを彼らに思い知らせた」と伝えた。

 また、一発を放つパワーがある松田の8番起用が奏功したことに言及し、「指揮官の計画はうまくいった」、「マツダは素晴らしいスタートを切った」と伝えている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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