侍・中田、まさかの二盗で5得点演出「盗塁の技術ないから不安だった」
通算13盗塁、昨季2盗塁の巨漢スラッガー「相手も警戒してなかった」
野球日本代表「侍ジャパン」の中田翔内野手(日本ハム)が7日、WBC1次ラウンド初戦・キューバ戦(東京ドーム)で初盗塁をマーク。1イニング5得点のビッグイニングを演出した。
1点リードで迎えた5回1死で四球を選び、続く坂本への2球目。イエラの投球モーションを盗み、二盗を決めた。ここで坂本が左翼線適時二塁打、松田が左越え1号3ランを放つなど打者9人で5点を奪った。
中田は「行けたら行けのサイン。盗塁の技術がないから不安だった。相手も警戒してなかったと思う。すぐに坂本さんが打ってくれたのが良かった」と振り返った。
昨季2盗塁でプロ通算でも13盗塁。巨漢のスラッガーが見せた意外性満点の盗塁に、ベンチも大盛り上がりだった。「明日勝って、(試合のない9日は)楽な気持ちで練習したい」と前を向いていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count