広島新助っ人ペーニャ、開幕スタメンへ「左も右もいい感じで振れている」

今季加入の助っ人「このまま順調にいけばいい」

 広島のペーニャが8日、西武とのオープン戦で「7番・サード」で先発出場し、第1打席で埼玉西武先発の菊池から安打を放った。スイッチヒッターのペーニャだが、右打席では初の安打で「左も右もいい感じで振れている」と笑顔を見せた。

 初回の守備では浅村の強い打球をファンブルし、失点につながった。記録は失策となり、「強い当たりで、最後のバウンドでイレギュラーしてバウンドが変わった」と反省した。

 ここまでオープン戦で打率.429と打撃は好調だ。「前回の阪神戦で、最後の打席に詰まって凡打になったけど、いい感じで打てた。今日はそれが継続できた」と、左の菊池から一、二塁間を破った。「左打席はもうシーズンに入ってもいいぐらいの状態。このまま順調にいけばいい」と、手応えを感じているようだった。

 緒方監督は「今は日本のピッチャーに慣れる段階」と話したが、レギュラー不在のサードで開幕スタメンに名前を連ねる可能性は高そうだ。

【了】

大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo

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