元ソフトBの韓国4番イ・デホ、頭部直撃の死球で球場ヒヤリ
ヘルメット左の耳当て部分を直撃…うずくまるも走って一塁へ、球場大歓声
WBCの1次ラウンド(R)A組は9日、韓国が台湾と対戦し、元ソフトバンクの4番イ・デホが頭部への死球を受けるアクシデントが発生した。
5-0で迎えた2死一、二塁。登板したばかりの3番手右腕、パン・ウェイルンが投じた球はすっぽ抜け、イ・デホのヘルメット左の耳当ての部分を直撃。衝撃でヘルメットは飛び、その場にうずくまり、球場は静寂に包まれた。
しかし、主砲はトレーナーから患部の状態の確認を受け、しばらくすると立ち上がり、走って一塁へ。地元のファンから大歓声を浴びた。
すでに連敗で2大会連続の1次R敗退が決まっている韓国だが、敗れると予選R降格が決まる崖っぷち戦。4番が並々ならぬ闘志を見せている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count