韓国、台湾のロッテ左腕の緊急降板突いて打者11人5得点 6-0と大量リード
負ければ予選R降格の崖っぷち戦、2回に5安打で5点を奪い主導権握る
WBCの1次ラウンド(R)A組は9日、韓国が台湾と対戦し、2回に打者11人の猛攻で一挙5得点。6-0と大量リードした。
1点リードの2回。1死から連打で一、三塁の好機を作ると、ここで台湾の先発チェン・グァンユウ(ロッテ)が中指を気にするような仕草を見せ、緊急降板した。
急きょ、カク・シュンリン(西武)がマウンドに上がったが、準備が万全ではなかったのか、いきなり四球で満塁。不安定な投球のスキを逃さず、続くソ・ゴンチャンが初球を右翼への2点二塁打とした。さらにミン・ビョンホンの右犠飛、イ・ソンギュの右前打で2点を加えた。なお、2死満塁と攻め、3番手パン・ウェイルンからソン・アソプが適時内野安打。この回、打者11人、5安打の猛攻で一挙5得点。6-0とリードを広げた。
韓国は初回、3番パク・ソンミンが先制タイムリーを放ち、15イニングぶりの得点をマーク。負ければ予選R降格が決まる崖っぷち戦で幸先良いスタートを切っていたが、序盤に主導権を完全に握った。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count