中国敗退、侍がB組1位で2次R進出決定! A組2位オランダと12日に激突
中韓台敗退でアジア勢初の日本以外1次R全滅の屈辱
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド・プールBは9日、1敗同士の中国とオーストラリアが対戦。オーストラリアが11-0で8回コールド勝ちし、中国の1次ラウンド敗退が決まった。このため、すでに2勝を挙げている侍ジャパンは4大会連続の2次ラウンド進出が決定。最終戦を待たず、1位通過が決まり、12日の2次ラウンド初戦はオランダ(プールA2位)と対戦することになった。
立ち上がり、オーストラリア打線は中国の先発ジュを打ちあぐねていたが、3回に3番・ヒューズが放った左翼中段への特大2点弾で先制。4回には2四球で2死一、二塁とすると、1番・ダントニオが中堅へ走者一掃の三塁打を放ち、2点を追加した。
7回には1死一、二塁から、今度はヒューズが左中間二塁打を放ち、さらに2点。ヒューズ自身も生還し、点差を7点に広げた。
8回には1死満塁から2番・ベレスフォードが右翼席へ満塁弾をたたき込んで11-0。大会規定により、8回終了時点でオーストラリアのコールド勝利となった。
中国を粉砕したオーストラリアは、10日にキューバと対戦。ともに1勝1敗で、勝ったチームが2次ラウンド進出を決める。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count