巨人クルーズが両投げベンディットから2点二塁打 メキシコ再びリード

左投げから右投げに代わった“両投げ男”を捕らえる

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンド・プールDが9日(日本時間10日)、メキシコ・ハリスコで初戦を迎え、メキシコ代表の巨人クルーズが両投げベンディットから2点二塁打。メキシコがリードを広げた。

 初回に互いにソロ弾で1点を挙げると、4回にメキシコが楽天アマダーのソロ弾などで3点リードする。だが、直後の攻撃でイタリアが2本のホームランで同点とし、試合を振り出しに戻した。

 5回、マウンドに上がったイタリア3番手の両投げ投手ベンディットにメキシコ打線が襲いかかる。死球と2本の安打で2死満塁とすると、ナバロが四球を選んで三塁走者が生還。1点を勝ち越すと、左投げから右投げに代わったベンディットから巨人クルーズがレフトへ2点二塁打を放ち、3点リードとする。

 5回裏にはイタリアの捕手ブテラがレフトへソロ弾。2点差に詰め寄った。

 乱打戦で打ち勝つのはメキシコか、イタリアか――。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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