ソフトB所属のデスパイネが左中間へ痛烈満塁弾 2次R進出へキューバが逆転
2次R進出をかけた決戦で特大逆転弾、豪州に勝てば2次ラウンド進出へ
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド・プールBは10日、2次ラウンド進出をかけて、ともに1勝1敗のキューバとオーストラリアが対戦。ソフトバンクに所属するキューバのアルフレド・デスパイネ外野手が5回に特大の逆転満塁弾を放った。
キューバは4回1死満塁の絶好機でベニテスが投ゴロ併殺打。すると、直後の5回にイエラが先制点を奪われた。
しかし、その裏に主砲が会心の一発を放った。2死からサントス、アヤラが連打を放つと、元巨人のセペダがフルカウントから四球を選び満塁。4番デスパイネはここでオーストラリアの2番手左腕ウェルズの内角低めへの直球を完璧に捉えた。
打球は弾丸ライナーで左中間席上段へ突き刺さり、キューバがあっという間に逆転。デスパイネは打った瞬間にベンチを指差し、ゆっくりとダイヤモンドを一周した。
両国はともに日本に敗れたものの、中国に勝利。この第3戦に勝ったほうが2次ラウンド進出となる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count