【プレミア12】侍J鈴木、宿敵・韓国撃破へ闘志「独特の雰囲気になる。自分がやれることを」
前日は宿舎で静養「めちゃくちゃ疲れていたので休めて良かった」
野球日本代表「侍ジャパン」の鈴木誠也外野手は15日、都内で16日の「第2回 WBSC プレミア12」(テレビ朝日系列で放送)スーパーラウンド第4戦の韓国戦に向けた全体練習に参加。「疲れていて、今までのパフォーマンスを出そうと思っても無理なので。今できる自分の全てを出せればいいかなと思います」と静かに闘志を燃やした。
鈴木は今大会全試合で4番に座り、打率.476、3本塁打、11打点。世界一へ獅子奮迅の活躍を見せている。16日のスーパーラウンド第4戦、17日の決勝戦と2試合連続の日韓戦。「普通にやれることをミスなくやれるかが重要になってくると思うので。球場の雰囲気も独特の雰囲気になると思うので。特に変わることなく、自分がやれることをしっかりやりたいなと思っています」と自然体を強調した。
これが侍4番の重圧か。鈴木の体には予想以上の疲れが襲っていたようだ。前日は完全休養日。「めちゃくちゃ疲れていたので、休めてよかったです。(体も)動かしてないです」と告白。「疲れているなと思いながら、今できることをやれればいいかなと。今までのパフォーマンスを出そうと思っても無理。今できる自分の全てを出せればいい。シーズン中のようなスイングはできるわけがない。今に合った、今できる範囲のスイングをして対応できたらいいなと思います」と言葉をつないだ。
「来た球を打つだけですかね。軌道とかもわからないですし、それを見よう、見ようと思っている間に試合がどんどん終盤までいってしまうので。とにかく攻めて、後悔しないように。結果に関係なく、とにかく自分のスイングを数多く出して、その中結果が出なかったら仕方ないです。今いい結果が出ているので、特に変わることなく、攻めてやっていけたらいいなと思います」。宿敵・韓国撃破、そして世界一へ。侍ジャパンの4番が打線を牽引する。
○『世界野球プレミア12』の主な予定(テレビ朝日系列で放送)
11月17日(日)「決勝」
(小谷真弥 / Masaya Kotani)