【プレミア12】3位決定戦進出が決まる一戦 5回終えて台湾がリード、豪州は負ければ敗退

オーストラリア戦に先発している台湾代表のフー・チーウェイ【写真:Getty Images】
オーストラリア戦に先発している台湾代表のフー・チーウェイ【写真:Getty Images】

豪州勝利でメキシコが初の五輪出場権、負ければ米国が3位決定戦

■台湾 – オーストラリア(プレミア12・16日・東京ドーム)

「第2回 WBSC プレミア12」(テレビ朝日系列で放送)は16日、スーパーラウンド第4戦チャイニーズ・タイペイ対オーストラリア戦が東京ドームで行われ、5回までチャイニーズ・タイペイが1-0でリードしている。

 チャイニーズ・タイペイは3回、先頭のワン・シェンウェイが左腕に死球を受けて出塁。続くガオ・ユージェが左前打で無死一、三塁とすると、オーストラリア先発ルジクが降板。2番手ケントがマウンドに上がったが打線を止められず、ワン・ウェイチェンが二遊間に抜ける適時打で1点を先制した。

 オーストラリア打線は4回に2死二、三塁までチャンスを広げたが、ヒューズが7球粘った末にスライダーに空振り三振。先発フー・チーウェイとガオ・ユージェのバッテリーが揃ってガッツポーズを見せた。その後も5回まで3安打無失点に抑えられている。

 オーストラリアが勝てばスーパーラウンド成績を2勝3敗とし、アメリカと並ぶ。アメリカには直接対決で勝利しているため、オーストラリアの3位決定戦進出が決定し、アメリカ大陸の上位1チームが獲得できる東京五輪への出場権をメキシコが得る。チャイニーズ・タイペイは既に3位決定戦進出を逃しており、勝利すればアメリカが3位決定戦へ進出。五輪出場権獲得へメキシコとの直接対決となる。

(Full-Count編集部)

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