ダルビッシュとイエリッチの“舌戦”に今季37発男も反応 「僕なら活用させてもらう」
アストロズの“サイン盗み疑惑”が他球団にも波及、大きな騒動に発展している
アストロズの“サイン盗み疑惑”が他球団の選手に飛び火する事態に発展している。カブスのダルビッシュ有投手とブルワーズのクリスチャン・イエリッチ外野手によるツイッターでの“舌戦”も勃発するなど波紋が広がる中、ブレーブスからFAとなっているジョシュ・ドナルドソン内野手がユーモラスなコメントで2人の間に割って入った。米スポーツ専門メディア「12up」が伝えている。
同メディアは「イエリッチとダルビッシュの言い争いに、愉快な発言を放ちながら割って入るジョシュ・ドナルドソン」とのタイトルでリポート。ダルビッシュとイエリッチによる一連のツイッターでのやり取りを紹介した上で「ジョシュ・ドナルドソンが次に割って入ろうと決心すると、このカブスのエースに対する攻略法をイエリッチに求めたわけだ。その聞き方が本当に面白い」と伝えている。
今オフFAのドナルドソンは「僕なら彼を打つためなら、手助けも活用させてもらうよ」と投稿した。今季37本塁打を放ったドナルドソンだが、記事によると対ダルビッシュの成績は打率.182、本塁打0、11三振。一方イエリッチは打率.364、OPS1.409と打ち込んだ。記事は「この三塁手は間違いなく助けを有効利用できるだろう」としている。
2人のやり取りは、カブスのメディアがイエリッチがダルビッシュと対戦している時にブルペンの方向を見て球種を読んでいた可能性に言及。ダルビッシュがプレートを外す動画を交えて2人の対戦を分析したことが発端だった。
これにダルビッシュが自身のツイッターで「(映像に映っているこの場面で)彼が何をしようとしていたのかわからないよ。しかしはっきりさせておくと、彼の目が先に動いてるんだ。だからプレートを外したんだよ」と当時の状況を説明した。一方、イエリッチは「もうちょっとまともなことをしてくれないと。君との対戦に、誰も助けなんて要らないよ」と反論。ダルビッシュもサイン盗みを断定しておらず「まあ落ち着きなよ。サイン盗みをしているって、言ってるわけではないんだから」と、イエリッチをなだめるツイートを送る事態となっている。
(Full-Count編集部)