メキシコ代表の日本ハム・レアード、WBC初ヒットとなるタイムリー放つ
プエルトリコ戦に「5番・三塁」で先発、優勝候補の相手に適時打
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にメキシコ代表として出場している日本ハムのブランドン・レアード内野手が、11日(日本時間12日)のプエルトリコ戦に「5番・三塁」で先発出場し、今大会初ヒットとなるタイムリーを放った。
試合は優勝候補の一角、プエルトリコが1回にフランシスコ・リンドーア(インディアンス)の2ランで先制。しかし、直後の1回裏の攻撃でメキシコが1死二塁とチャンスを作る。4番のエイドリアン・ゴンザレス(ドジャース)は遊ゴロで2死一、三塁となったものの、続く5番レアードが右腕ロペスからレフト前にタイムリー。1点を返した。しかし、プエルトリコは3回に1点を加えて再び2点リードとしている。
レアードは初戦のイタリア戦に「3番・三塁」で先発するも、5打数無安打。メキシコは9回に4点差をひっくり返される大逆転負けを喫していた。
D組は「2強」と見られているプエルトリコとベネズエラが初戦に対戦。プエルトリコが圧勝するまさかの結果に終わり、イタリアも下馬評を覆してメキシコを撃破。この日はベネズエラがイタリアに辛くも勝利して、ともに1勝1敗となった。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count