侍、初回に青木が右翼フェンス最上部直撃の二塁打も…筒香三振で先制ならず
青木は10打席ぶりのヒット、先発・石川は3者凡退のスタート
野球日本代表「侍ジャパン」は12日、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の2次ラウンド初戦でオランダ(東京ドーム)と対戦。相手先発リック・バンデンハーク(ソフトバンク)から初回に青木宣親外野手(アストロズ)が10打席ぶりのヒットとなる痛烈な二塁打を放つも、筒香嘉智外野手(DeNA)が空振り三振に倒れて先制点を奪うことはできなかった。
バンデンハークに対して、日本は1番田中、2番菊池の広島コンビが計3球で凡退。しかし、3番青木はカウント1-1から真ん中高めの153キロの直球をフルスイング。完璧に捉えた打球は惜しくもスタンドインとはならず、右翼フェンス最上部に直撃する二塁打となった。
早くもチャンスを作ったが、4番筒香は高めへのチェンジアップで空振り三振。青木の二塁打は先制点には繋がらなかった。しかし、10日の中国戦は「休養」のため出場しなかったチーム唯一のメジャーリーガーにとっては10打席ぶりのヒットと幸先のいいスタートとなった。
その裏、日本の先発・石川は3者凡退に抑え、こちらも上々のスタートを切った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count