主砲流出のロッテがOP戦首位 燕下し8勝1敗 監督「勝ち癖つけた方がいい」

ヤクルト戦に5-0完封、デスパイネ流出&清田、角中不在も打線好調

 ロッテは14日、ヤクルト戦で5-0で完封勝ちし、8勝1敗で堂々のオープン戦首位をキープ。主砲デスパイネがライバル・ソフトバンクに移籍し、攻撃力低下が心配されるが、31日のシーズン開幕へ順調に調整している。

「まだ1敗しかしていない? 気にはしていないが、(ラインアップも)カク(角中)が(背中の張りで)抜けているだけで、あとはキヨ(清田)が入ってくるぐらい。変わりはないが、負け癖より、勝ち癖をつけた方がいいですから」と伊東監督は振り返った。

 キャンプから2軍で調整してきた期待の荻野も「1番・右翼」で初先発。3回にはヤクルトの新外国人ブキャナンから左翼線二塁打、5回には三塁へ絶妙のバントヒットと足も絡める2安打で「背番号も(0番に)変わって、意気込みも違う。ケガが一番怖いが、1年間結果を出して欲しい」と伊東監督。ナインの元気が何よりだった。

【了】

細野能功●文 text by Yoshinori Hosono

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