ホークス奥村、初更改は現状維持の1000万円でサイン 怪我で離脱は「大きな反省点」
右肘故障も徐々に回復「12月は連投チェックもやりたい」
ソフトバンクのルーキー・奥村政稔投手が22日、初めての契約更改に臨み現状維持の推定1000万円でサインした。
26歳のオールドルーキー・奥村は、甲斐野央とともに開幕1軍を勝ち取ると開幕戦でプロ初登板を果たし初ホールドも記録。しかし、右肘の故障もあって12試合の登板に終わった。「社会人時代もかなり投げているつもりでしたが、やっぱりケガをするのが一番良くない。2度のリハビリを経験したことが大きな反省点です」と語った。
それでも「12月に入ってからは40球から50球の連投チェックもやりたい。キャンプでしっかり投げられる土台作りをしながら走り込んでいきます」と、復帰に向け前向き。同じルーキーの甲斐野央の活躍が大きな刺激になったようで、来季については「森さんや嘉弥真さんにも気持ちで負けないようにやっていきたい。1年を通して一定のパフォーマンスを出せるようにスキルアップしていきます」と意気込みを口にした。
「肘と肩周りの厚みにも、オフの間に貯金を作らないといけない」と1年目の反省をきっちりと生かすつもりだ。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)