侍・菅野、4回4失点&74球で降板 役割果たせず「粘ることできなかった」
2点のリード許して降板、「良いボールと悪いボールの差がはっきり」
野球日本代表「侍ジャパン」は14日、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の2次ラウンド第2戦でキューバ(東京ドーム)と対戦。先発の菅野智之投手(巨人)は4回7安打4失点で降板。80球の球数制限がある中、4回までに74球を費やす苦しい投球で降板となった。
菅野は初回を3者凡退に抑えるも、山田の先頭打者弾で先制点をもらった直後の2回、グラシアルに2ランを浴びて逆転を許した。3回は再び3者凡退。その裏には筒香の同点タイムリーが飛び出したが、直後の4回にまたしてもつかまった。
先頭のデスパイネ(ソフトバンク)にレフト前ヒットを許し、1死からサーベドラに8球目をセンター前に運ばれると、アラルコンにはレフト前ヒットを打たれて1死満塁。デルガドは空振り三振に仕留めるも、9番メサに初球のカーブを痛烈なライナーでレフト前に運ばれた。2者が生還。2点を勝ち越され、この回限りで降板となった。
4回までに74球を費やす厳しいピッチングで先発としての役割を果たせず。降板後には「良いボールと悪いボールの差がはっきりしてしまいました。苦しい展開になることはわかっていましたが、ランナーを出した時に粘ることができませんでした」とコメントした。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count