侍、イスラエル戦先発に千賀抜擢! 運命の2次R最終戦「一人一人、全力で」
今大会は救援2登板「あとは素晴らしい投手陣に任せられるように」
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で2大会ぶりの優勝を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は14日、2次ラウンド第2戦でキューバと対戦。手に汗握るシーソーゲームの末、8-5でキューバを下し、WBC5連勝を飾った。日本は、15日の第1試合でキューバがオランダに勝てば、イスラエル戦を前に決勝ラウンド進出が決まる。イスラエル戦では、千賀滉大投手(ソフトバンク)が今大会初先発する。
2次R最終戦の先発に千賀が託された。12日の「オランダ戦で投げた夜」に大役を告げられたという。ソフトバンクでは先発を担う右腕も、今大会の登板2試合はリリーフで、大一番で初先発となる。
「先発としての準備は今年に入ってほとんどしてないので、不安もありますが、長いイニングを投げるというより、一人一人、全力で向かっていって、あとは素晴らしい投手陣に任せられるようにしたい」と表情を引き締めた。
初出場のイスラエルは1次Rから開幕4連勝。13日のオランダ戦で初黒星を喫し、2次Rは1勝1敗で突破へ崖っぷちとなり、死に物狂いでかかってくる。「しっかり振ってくるイメージ」と印象を語った。
3連勝での決勝R米国行きへ、右腕がカギを握る。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count