西武渡邉、ベテラン内海に弟子入り志願 「野球に対する姿勢が群を抜いている」
2軍ではベテラン内海のトレーニングを共に 「いい経験をできたと思う」
西武の鈴木将平外野手と渡邉勇太朗投手が23日、所沢市内でイルミネーションの点灯式に参加した。かつては秋山、浅村(現楽天)などが参加した”出世イベント”に名を連ねた渡邉は「嬉しい。出世できるように頑張ります」とはにかんだ。
渡邉は浦和学院からドラフト2位で入団し、今季は主に体力づくりに注力した。その中でリハビリを行っていた16年目の大ベテラン・内海とトレーニングを共にすることが多かったという渡邉。「(内海が)それだけプロ野球人生を続けられるのは、他の人と何が違うのかを見させていただいた。他の新人の選手よりもいい経験をできたと思います」と胸を張った。
内海は毎年関西で自主トレを行っており、渡邉は「遠慮する場所じゃない」と弟子入りを熱望。しかし宮崎県・南郷で行われていた秋季キャンプ中に打球が左膝に直撃し緊急帰京していることもあり、今オフは患部の状態をチェックするために所沢の球団施設でトレーニングを行う予定だという。
最多勝を2度獲得した大投手の姿から多くを学んだという19歳右腕は「野球に対する姿勢が群を抜いているなと感じました。弟子入りしたいです」と終始目を輝かせていた。
(安藤かなみ / Kanami Ando)