侍ジャパンはいかにしてMLB選抜に勝つか メンバー構成に見る小久保監督の狙い

今月10日から20日までで全8試合を戦う侍ジャパン

 11月10日にヤフオクドームで行われる壮行試合を皮切りに、小久保監督率いる侍ジャパンがついに動き出す。

 今回の日程は、10日にソフトバンク・日本ハム連合チームとの壮行試合を行い、11日の巨人・阪神連合チームとMLBオールスターチームの日本プロ野球80周年記念試合を挟んで、その後MLBチームとの日米野球を第5戦まで行う。最後に沖縄で行われるMLBチームとの親善試合を含めると、合計で7試合を戦うことになる。

 あらためて侍ジャパンのメンバーを紹介しよう。

【投手】
12・松葉貴大、14・則本昂大、15・井納翔一、16・大谷翔平、17・藤浪晋太郎、18・前田健太、19・金子千尋、21・西勇輝、26・西野勇士、29・小川泰弘、35・牧田和久、43・高橋朋己、47・岩田稔

【捕手】
10・小林誠司、22・伊藤光、37・嶋基宏

【内野手】
2・今宮健太、3・松田宣浩、4・菊池涼介、6・坂本勇人、13・中田翔、23・山田哲人、33・銀次

【外野手】
1・内川聖一、7・糸井嘉男、9・丸佳浩、44・柳田悠岐、60・中村晃

 メンバーを一瞥して感じられることは、投手では先発投手が多く選出されていることだ。これに関しては、今回の大会では投手に球数制限が設けられていることが理由の一つに挙げられる。つまり、先発投手が長いイニングを1人で投げることが難しく、1試合に2人先発投手を使う必要があるため、このようなメンバー構成になっているようだ。

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