年俸9億円で防御率6点台のWソックス右腕、逆水平チョップ→会場大混乱→告訴

ホワイトソックスのケルビン・ヘレーラ【写真:Getty Images】
ホワイトソックスのケルビン・ヘレーラ【写真:Getty Images】

オフシーズンに訪れた闘鶏会場で…ヘレーラのチョップから会場が大混乱

 ホワイトソックスの右腕、ケルビン・ヘレーラ投手が暴行で訴えられているとドミニカメディア「Z101」のエクトル・ゴメスディレクターが自身のツイッターで伝えている。事件が起こったのはヘレーラが観戦に訪れた闘鶏会場の客席でのことだった。

 ゴメスディレクターは「男性がケルビン・ヘレーラを告訴する。彼の主張では、このホワイトソックスの投手が数回殴打したという」と動画を添えて伝えた。

 動画はヘレーラが離れた席の人物に何かを手渡す場面から始まる。斜め前に座る男性がその様子を振り向きながらじーっと見つめ、ヘレーラに向かい一言発した直後だ。ヘレーラは右手で男性の顔を目掛けて“逆水平チョップ”。その瞬間に周囲の観客も立ち上がり、2人の取っ組み合いを抑えようと会場は大混乱になってしまった。

 米スポーツ専門ブログ「ザ・スポーツデイリー」もこの動画に言及し、「若干ではあるが、不意打ちだった」として当時の状況に触れている。今季57試合に登板し防御率6.14、WHIP1.62とするなど、昨オフに結んだ2年1800万ドル(約19億6000万円)の契約に見合った活躍を残せていないヘレーラ。ホワイトソックスにとっても散々なニュースだろう。

(Full-Count編集部)

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