来年50歳の山本昌の現役続行が米国でも話題に 「ヤマモトの初勝利はマサヒロ・タナカが誕生した年」
山本昌はMLBの最年長記録にどこまで迫れるか
中日の山本昌投手が50歳になる来季も現役を続行することが、米国でも話題となっている。複数の地元メディアが、5日の契約更改のニュースについて記事を掲載。日本プロ野球の契約更改が取り上げられることは極めて異例で、海を越えて鉄人に対する注目が高まっている。
「49歳のピッチャー、ヤマモトがプロ野球で契約を更新した」とのタイトルで報じたのは、米高級紙ウォールストリート・ジャーナル電子版だ。「来年、50歳になるピッチャーのマサ・ヤマモトは、日本プロ野球の中日ドラゴンズと契約を更新した」との書き出しで、ニュースを伝えている。
記事では、山本昌が9月5日の阪神戦でプロ野球史上最年長登板、勝利記録を同時達成したことも紹介。英語訳した喜びのコメントを掲載するとともに、本人の公式サイトから年俸が4000万円となったことを伝えるなど、詳細が記されている。
「ヤマモトは1984年にドラゴンズに入団し、1988年に初勝利を挙げた。これはヤンキースのマサヒロ・タナカが誕生した年だ」
今季、メジャーの名門球団で鮮烈なデビューを飾った田中将大投手が生まれた年から山本昌が第一線で活躍を続けていることを、驚きをもって伝えている。さらに、2008年に中日の公式サイトで掲載されたという本人のインタビューを引用し、プロで長くキャリアを続けられる秘訣について、ハードな練習とよく汗をかくこと、と語っていることも紹介している。