筒香はMLBで通用する? 同僚パットンが米メディアに明かした“リアル”な評価は…

DeNAの筒香嘉智とスペンサー・パットン(左から)【写真:荒川祐史】
DeNAの筒香嘉智とスペンサー・パットン(左から)【写真:荒川祐史】

2年間チームメートとしてプレーしたパットン「世界最高峰の選手たちと競いたいと語っていた」

 DeNAからポスティングシステム(入札制度)でメジャー挑戦を目指す筒香嘉智外野手。すでに申請を終え、全30球団との交渉が可能となっているが、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」は特集で同僚のスペンサー・パットン投手の証言を紹介。筒香がメジャーでも活躍できるかを検証している。

 筒香に対して当初から強い興味を示しているとされるのが、カナダのトロントに本拠地を置くブルージェイズ。「ジ・アスレチック」は「もしブルージェイズがツツゴウと契約する場合、それはワクワクするがリスクもある動きとなることだろう」とのタイトルで特集し、チームにフィットするかを分析している。

 その中で、131試合出場で打率.272、29本塁打、79打点、OPS(出塁率+長打率).899だった筒香の今季の活躍度は2013年以来で最低だったと回顧。今季は三塁も守ったことに触れた上で、2年間チームメートとしてプレーしたパットンが、CS終了後の筒香の様子について語った内容を紹介している。

「彼はこのチームのリーダーとして、そしてCSで負けてしまったことで、チームに残って優勝するために力にならないと、という責任を感じていた。しかし、彼はアメリカに来てもっと良い選手になって、世界最高峰の選手たちと競いたいと語っていたよ。彼の力(がどこまで通用するか)を試したいだろうし、彼なら通用するということを証明したいのだと思う」

 CS敗退に責任を感じながらも、メジャー挑戦の強い意志を示していたという。では、メジャーでプレー経験のある右腕の目に選手としての筒香はどう映っていたのか。

パットンが高く評価した部分は…「左中間フェンス直撃の二塁打も打てる」

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