侍・中田「因縁の準決」心待ち 豪華米打線「逆にワクワクするし、楽しみ」
前回準決は3打数無安打で敗退…21日米国戦は「思いっきりアウェー」も「関係ない」
野球日本代表「侍ジャパン」の中田翔内野手が19日(日本時間20日)、ドジャースタジアムで21日(同22日)に行われる野球の母国・米国との準決勝を心待ちにした。
19日のドジャースとの練習試合(ド軍キャンプ施設)では「5番・一塁」でスタメン出場。同点の6回無死三塁で左腕・ハイネスから一時勝ち越しの適時打を放った。3試合9打席ぶりの安打で準決勝前最後の調整を終えた。
試合後は早くも米国とのマッチアップについての話で持ちきり。アレナド、スタントン、イエリッチ、A.ジョーンズら破壊力十分の打者が並ぶ。「すごいメンバー。逆にそういうメンバーと試合をできるのはワクワクするし、楽しみです。球場の雰囲気もすごいことに間違いない。思いっきりアウェー感があると思う。プレッシャーを感じると思うけど、関係ない、と思ってやるしかない」と吹っ切れた表情を見せた。
大会3連覇がかかっていた13年大会はベスト4止まり。準決勝・プエルトリコ戦で「7番・左翼」で先発フル出場した中田は左飛、四球、左飛、三振と無安打に終わった。「因縁のセミファイナル」で、成長した姿を世界に見せたいところだ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count