イチロー氏、智弁名物「ジョックロック」に感謝 試合後は約1時間、応援団と交流
試合後は充実した表情をみせ「肩肘は大丈夫、来年もやりたい」
MLBのマリナーズなどで活躍し、3月に現役を引退したイチロー氏が1日、“草野球デビュー”を果たし「神戸智弁」の背番号「1」を背負い「9番・投手」でスタメン出場。投げては9回を131球6安打16奪三振の熱投で完封勝利。打っては4打数3安打1打点。試合は14-0で神戸智弁が勝利した。この日、智弁和歌山高校の教職員チーム「和歌山智弁」と、オリックス時代の本拠地で自主トレでも使用していたほっともっとフィールド神戸で対戦した。
イチロー氏は草野球では珍しい9イニング制のマウンドに立ち続けた。直球、変化球を交え6安打16奪三振、131球の大熱投だった。打っても3安打1打点と投打の二刀流で存分に草野球を楽しむと試合後は「肩、肘は大丈夫。まだまだいけます。来年もやりたい」と充実した表情を見せた。
昨年に同球場で行われた智弁和歌山の試合での応援に感銘を受け、交流が始まり実現した試合。試合中には智弁和歌山の応援団が名物の応援歌「ジョックロック」などを響かせ盛り上げた。
試合後には応援してくれた“お礼”に全ての応援部員と一人一人握手を交わすなど交流の場を設け長蛇の列ができる程。それでもイチロー氏は笑顔で応え約1時間、グラウンドで感謝の気持ちを伝えていた。
イチロー氏の関係者によると今後も草野球は続けていく予定だという。
(Full-Count編集部)