オランダ、絶好調バレンティンの二塁打を口火に同点 好返球で逆転はならず
ビデオ判定で逆転狙ったスクープの生還は認められず
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝が20日(日本時間21日)にドジャースタジアムで行われ、オランダが5回にウラディミール・バレンティン(ヤクルト)の二塁打を口火に同点に追いついた。
2-3で迎えた5回、オランダは初回に先制2ランを放った絶好調のバレンティンが2死からレフトオーバーの二塁打で出塁。スクープは敬遠四球で、続くザラーガが左中間を破るタイムリーを放った。
バレンティンが悠々生還して同点。さらに、一塁走者のスクープも逆転のホームを狙ったが、プエルトリコが左翼パガン、二塁バエスとつないでバックホーム。モリーナが巧みなタッチでアウトに仕留めた。
微妙な判定に、ミューレンス監督がすぐに抗議。この試合、3度目のビデオリプレーとなったが、40秒の検証の末に判定は覆らずにアウト。オランダは勝ち越すことはできなかった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count