西武熊代、年俸1200万円で納得の一発サイン 「ムードメーカーとしても頑張りたい」

契約更改に臨んだ西武・熊代聖人【写真:安藤かなみ】
契約更改に臨んだ西武・熊代聖人【写真:安藤かなみ】

昨季は保留も「去年は自分がおかしくなっていた」と苦笑い

 西武の熊代聖人外野手が2日、所沢市内の球団事務所で契約更改交渉を行い200万円アップの年俸1200万円でサインした(金額は推定)。

 無安打に終わった昨季は保留した熊代だったが、今年は一発で納得のサイン。熊代は「去年は自分がおかしくなっていた」と苦笑いで1年前の契約更改を振り返り、「何がなんでも貢献しようと思っていた」とアップ評価に安堵の表情を浮かべていた。

 今季は一度も抹消されることなくシーズンを戦った。出場は33試合、4安打のみに終わったが「自分が埋めないといけないピースを探し求めて、それが認められたのかなという思いがある」とユーティリティープレイヤーとしての貢献を認められた。

 試合前の円陣などでも積極的にナインを鼓舞し、チームの雰囲気を盛り上げ続けた熊代は「チームに必要な、欠かせない存在と言っていただいて嬉しかった。しゃべる方より野球を頑張らないといけないんですけど、ムードメーカーとしても頑張りたいと思います」と意気込んでいた。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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