西武小川、ほぼ倍増3300万円 1600万円アップも左打者への苦戦反省「左に打たれ過ぎ」
来季から背番号「29」へと変更「このままだとダメだと思う自分もいた」
西武の小川龍也投手が3日、所沢市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、ほぼ倍増となる1600万円アップの年俸3300万円でサインした(金額は推定)。
来季から背番号を「44」から「29」へ変更することが発表になっており「このままではだめだと思う自分もいた。心機一転やっていきたいということで変えさせていただきました」と新しい番号を背負ってのさらなる飛躍を誓った。
プロ10年目の今季は自己最多の55試合に登板。6月下旬に登録を抹消されたものの、1か月間の再調整を経て1軍に戻るとフル回転でチームのブルペン陣を支えた。小川は「左に打たれ過ぎかなと思っています」と対左打者に被打率.292と振るわなかった数字を挙げ「もっとビシッと投げられるようになりたい」と来季への課題を口にした。
左打者を苦手にしている理由を問われると「コントロールがちゃんとしていなかった。コントロールは投げないとつかないので、投げ込みを続けていきたい」と分析し、今オフは精度向上を目指しトレーニングに励むプランを明かしていた。
(安藤かなみ / Kanami Ando)