鷹・周東、ほぼ“足査定”で3.3倍の2000万円「評価のほとんどが足でした」
今季は102試合でチームトップの25盗塁、侍ジャパンにも選ばれて脚光浴びる
ソフトバンクの周東佑京内野手が3日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、1400万円アップの2000万円で契約を更改した(金額は推定)。今季の600万円から3.3倍の大幅アップとなり「自分が思っているよりもいい評価、高かったので嬉しかった。自分が思っている以上に評価していただいた」と語った。
今季開幕前に育成選手から支配下登録となった周東。4月6日に1軍切符を手にすると、“走塁”のスペシャリストとしてそのまま1軍でプレーし続け、プロ初安打や初本塁打も記録した。102試合に出場し、打率は.196だったものの、チームトップの25盗塁を決めた。試合終盤の「切り札」としてチームに貢献した。
シーズン終了後には野球日本代表「侍ジャパン」の一員として「第2回 WBSC プレミア12」にも出場。ここでも武器である走力を生かしてチームに貢献し、その俊足ぶりは一気に知れ渡ることに。交渉後の会見では「足しか貢献できていない。(評価の)ほとんどが足でした」と語っていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)