自打球のソフトB上林、打撲の診断も24日に精密検査 「まだ腫れると思う」
試合は途中交代、自打球後はファールで粘るも「痛くて前に飛ぶ気がしなかった」
23日の阪神戦で4回裏の打席で自打球を右足に当て、5回の守備から退いたソフトバンクの上林誠知外野手。病院で診察を受けた結果、骨折ではなく打撲という診断が出たが、24日に改めて精密検査を受けることになった。
包帯で固められた右足に松葉杖という痛々しい姿で帰路についた上林は「(打球を当てたのは)膝の内側の少し下。伸ばしている間はいいけど、曲げると痛いです。明日になったらまだ腫れるでしょうね」と話した。
自打球を当てた後もファールで粘ったが「足が痛くて前に飛ぶ気がしなかった」と自嘲気味に語った上林。ここまで2本の本塁打を放つなど、開幕1軍に向けてアピールを続けていた中でのアクシデントは、チームにとっても大きな痛手だ。まずは24日の精密検査で、打撲以上の診断が出ないことを願いたい。
【了】
藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura