ソフトBデスパイネ、練習→入団会見→OP戦1安打で「いい1日だったよ」
大歓声の中で新天地デビュー、上々のスタートに「いい感触」
ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手が、新天地デビューを果たした。チームに合流した25日、早速、広島とのオープン戦(ヤフオクD)に「5番・DH」で先発。先発メンバーが発表された際にデスパイネの名前がコールされると、ファンから大きな歓声が巻き起こった。
ソフトバンクでの最初の打席は、いきなり初回に回ってきた。2死一、二塁のチャンスだったが、3ボール1ストライクからの5球目を打ち、遊ゴロ。4回1死一塁で迎えた第2打席も遊ゴロ併殺打に倒れた。当初は2打席の予定も、「疲れもあったが、打席に立ったら、いい感触だった」と7回に3度目の打席に立ち、中前へと運んで移籍後初安打を放った。
この日は初めての練習を行うと、入団会見、そして初の試合と慌ただしく1日を過ごした。「今日は1日、いい1日だったよ」と振り返り、新たな本拠地を後にしたデスパイネ。日本一奪還を狙うソフトバンクの命運を握る助っ人は、上々のスタートを切ったと言えるだろう。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani