筒香はブルージェイズの「一塁手候補」 地元メディア「許容レベルの守備できるか」
カナダメディア「TSN」が指摘、ブルージェイズは一塁が「明らかな穴」
ポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー移籍を目指すDeNA筒香嘉智外野手が、ブルージェイズの一塁手候補であるとカナダ大手メディア「ザ・スポーツ・ネットワーク(TSN)」が伝えた。同メディアは「一塁は明らかな穴」として筒香の獲得を選択肢に挙げている。
TSNは、24歳のロゥディ・テレスが「チーム内の選択肢である」としながらも、今季の出塁率が.293と低かったことに言及。「万能な打てる一塁手」の補強が必要であると指摘した。
記事は「まず一塁手を探す点でブルージェイズが直面している問題が2つある。1つ目は今オフのFA市場に多くいないというシンプルなもので、(FAのジャスティン・)スモークを1年契約で残留させることが最高の解決策となるかもしれない」とした。さらに「2つ目はゲレーロJr.が一塁手にコンバートされるべきとほとんどの人が考えており、彼の今オフのこれから10週間の取り組み次第で、近い将来そうなるかもしれない」と解説している。
そして「フィットするFA」として筒香を挙げている。「彼は(移籍)市場の一塁手候補の中で最も強みがある。問題はツツゴウが大半を外野としてプレーした後、一塁手として許容レベルの守備ができるか、誰にも分からないことである」と説明。
続けて「横浜ベイスターズでの直近4シーズンで139本塁打を放っており、明らかにパワーがある。通算出塁率を.382としており、過去の成績は魅力的だが、この28歳は決して確実な存在ではない」とも指摘している。
確かに一塁の守備は未知数だが、こなすことができれば大きな戦力となる。今後の展開が注目される。
(Full-Count編集部)