「西武・松坂大輔」が14年ぶり復活 復帰会見で喜び語る「迷うことはなかった」

西武の入団会見に臨んだ松坂大輔【写真:小倉元司】
西武の入団会見に臨んだ松坂大輔【写真:小倉元司】

西武時代には8年間で108勝、昨季中日でカムバック賞も今季は未勝利

 今季中日を退団した松坂大輔投手が11日、西武の入団会見に臨んだ。14年ぶりに西武に復帰した松坂は「とにかく早くライオンズのユニホームを着たいと思っていました。すぐに声をかけていただいたのが西武だった、何も迷うことはなかったです」と喜びを表した。

 横浜高から1998年ドラフト1位で西武入り。ルーキーイヤーの1999年に16勝(5敗)を挙げる活躍を見せると、2006年までの8年間で108勝を挙げてチームを牽引した。レッドソックスなどでプレーした後、2015年に日本球界に復帰してソフトバンクに。18年から中日で2シーズンプレーし、ついに古巣に戻ってきた。

 松坂は中日移籍初年度の18年に6勝を挙げてカムバック賞に輝くも、今季は2試合の登板にとどまり0勝1敗、防御率16.88だった。それだけに古巣西武で復活にかける思いは強く、「リーグ3連覇、そして惜しいところでとれていない日本一のために少しでも力になれるようにやっていきたい」と力を込めた。

(臼井杏奈 / Anna Usui)

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