WBCでも圧倒的存在感 モリーナがカージナルスと3年70億超で契約延長へ

スター捕手が2020年、38歳シーズンまでカージナルス在籍へ

 カージナルスが、メジャーNO1捕手のヤディアー・モリーナと3年最大6500万ドル(約73億円)で来季以降も契約延長することに合意したと米メディアが報じた。モリーナは今季まで5年契約を結んでおり、来季の契約延長は球団と本人が権利を持つ相互オプションとなっていたが、これで38歳となる2020年シーズンまでカージナルスに在籍することになった。

 モリーナは2000年にカージナルスに入団したスター選手。04年にメジャーデビューすると、昨季まで1611試合に出場してきた。強肩、キャッチング、リード、精神力など捕手として必要な能力を全て兼ね備え、08年からはゴールドグラブ賞を8年連続で受賞。オールスターにも7度出場している。生涯打率.285と打撃にも定評があり、強豪カージナルスの中心選手として、7度の地区制覇、4度のリーグ優勝、2度のワールドシリーズ制覇に大きく貢献してきた。

 米「FOXスポーツ」の敏腕記者、ケン・ローゼンタール氏はカージナルスとモリーナの契約延長交渉について、来季以降の3年契約が最低でも5500万ドル(約61億6000万円)になるとレポート。新興メディア「ファンラグ・スポーツ」のジョン・ヘイマン記者が両者の合意を伝えると、ローゼンタール氏は契約総額が総額で5500万ドルから6500万ドルの間になると報じた。

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