“暴れ馬”プイグ、子供達に「イチローを目標に、いつかメジャーを」 都内で野球教室

都内で野球教室の“特別講師”を務めたヤシエル・プイグ【写真:臼井杏奈】
都内で野球教室の“特別講師”を務めたヤシエル・プイグ【写真:臼井杏奈】

相撲に野球教室、「一番好きな食べ物は」お寿司と日本を大満喫

 インディアンスからFAとなっているヤシエル・プイグ外野手が来日し、14日に都内で「AIGプレゼンツMLB CUP 2019」の優勝チーム、東京日野リーグの子供達を相手に野球教室の“特別講師”を務めた。

 プイグは約1時間、ティーバッティングなどで直接指導。アメリカでもチャリティーイベントなどで子供達と接する機会の多いプイグは「子供の周りにいるのは僕にとって幸せなこと」と喜んだ。

 熱心に指導するプイグに、子供達は最後まで質問攻め。「いっぱいご飯を食べますか?」という可愛らしい質問には、思わず笑顔をこぼしながら「とても食べる。一番好きな食べ物はお寿司。でもチームメートとご飯に行くとき、寿司だと呼ばれない。会計が高くなるから(笑)」と同僚とのエピソードを明かした。自身のインスタグラムでは相撲を取る様子を投稿したが、「日本にいる間は(寿司を)たくさん食べられて幸せ」と食でも日本を満喫しているようだ。

 さらに子供達は「イチローさんについてどう思う?」と質問。プイグは「イチローはすごい選手だったね。ホールオブフェイム(野球殿堂)に入ると思う。ここにいる選手たちもイチローを目標に、いつかメジャーを目指してください」と答えた。

 さらに記者からもイチローの引退後、アマチュア指導者の道を進んでいる話を振られると「アマチュア指導者として野球に関わろうというのは尊敬する。僕も引退したらアマチュア指導者になってみたい」と引退後のプランを話していた。

 昨年までドジャースで中軸を担ったプイグは今季、レッズ、インディアンスでプレー。その中でも24本塁打、84打点、打率.267、OPS.785と数字を残した。FAでの移籍先は決まっていないが、「結果を残せるように頑張っています」と来季に向けて前向きに取り組んでいるようだ。

(臼井杏奈 / Anna Usui)

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