日ハム栗山監督、初勝利に手応えも…“猛打賞”の大谷を「あした説教します」
救援陣の好投には手応え「あそこは本当に生命線。安心した」
日本ハムは1日、本拠地での西武戦に3-1で勝利し、今季初勝利を挙げた。先発のメンドーサが5回5安打1失点(自責0)と試合を作り、谷元、宮西、増井、マーティンと救援陣が無失点リレー。打線は西川の先制弾などで着実に得点を積み重ねた。
栗山英樹監督は試合後、試合内容に確かな手応えを示し、救援4投手については「あそこは本当に生命線」と称賛。一方、4打数3安打の“猛打賞”を記録した大谷については、初回の二塁内野安打で痛めている右足で一塁ベースを踏んだことやツーベースで二塁にスライディングしたことについて「説教します」と“ダメ出し”した。
試合後の一問一答は以下の通り。
――今季初勝利。
「良かったです。あらためて1つ勝つのは本当に大変だなと思った。また始まったなという感じです」
――先発メンドーサが好投。
「ずっと状態が良かったし、去年かなり悔しい思いをしていので、期待していた。ミス絡みで1点取られたけれど、本人はもっと長いイニングを投げたがっていたけれど、それよりもまずは0で進めてくれる方が我々としては試合を進めやすい。本当によくやってくれた」
――その後の勝ちパターン4人が好投。
「あそこは本当に生命線。ただ、しばらく登板していなかったので。正直言うと今のチーム状況はいい方ではないけれど、ここだけは生命線なので、非常に緊張して見ていたが、本当に素晴らしかった。初登板だったし、展開も展開だったし、嫌な感じがしていた部分もあったが、みんな自分の仕事をしてくれた。ホッとはしてないですけど、少しだけ安心した」