田中将大の7年170億円は「完全なる成功例」 6年連続2桁勝利にNY紙は称賛
田中は2014年に7年総額170億円で加入し、6年連続で2桁勝利を挙げている
ヤンキースは、今オフのFA市場の目玉だったゲリット・コール投手と9年総額3億2400万ドル(約352億3300万円)での契約に成功した。地元紙「ニューヨーク・ポスト」は過去の大型契約を振り返り、田中将大投手との契約は成功だったとしている。
2009年に当時の投手史上最高額となる7年総額1億6100万ドル(約176億円)でCC・サバシア投手を獲得し、世界一となったヤンキース。記事ではその後に1億ドル(約109億円)以上の契約を結んだのはコールが4人目となったことを言及。2014年に7年総額1億5500万ドル(約170億円)で加入した田中もその中の1人で、ここまで6年連続で2桁勝利を挙げており、「タナカは、完全なる成功例だろう」と評価している。
一方でジャコビー・エルズベリー外野手、ジャンカルロ・スタントン外野手は「エリートレベルの才能があったが、エリートプレーヤーではなかった。彼らは安定感がなく、怪我が多すぎた」と酷評。コールの評価は今後の活躍次第となるが、アストロズで開花する前のパイレーツ時代から「真のエリートの姿」を見せてきたと期待を込めている。
記事では、コールを獲得したことでアストロズが弱体化したため、来季のワールドシリーズ進出はヤンキースが最有力だと指摘。ポストシーズンの結果がどうなるかはわからないが、コールがヤンキースで失敗することはないだろうと予想している。コールが実力を発揮し、名門を11年ぶりの世界一に導くことができるのか注目だ。
(Full-Count編集部)