頼れる主砲だ! ソフトバンク内川が左中間へ値千金の勝ち越し二塁打
2回には今季チーム1号となるソロ弾で先制
ソフトバンクの内川聖一外野手が2日、本拠地でのロッテ戦で、7回に勝ち越しの2点適時二塁打を放った。
これぞ、4番の仕事だった。1点ビハインドで迎えた7回。上林の同点ソロで追いつくと、今宮の右中間を破る二塁打と柳田の四球で2死一、二塁。勝ち越しの好機で内川が打席に入る。
ここでロッテは先発・唐川から大嶺祐へとスイッチ。その右腕が1ボールから投げた2球目だった。真ん中高めの真っすぐを捉えると、打球は左中間を破った。二者が生還し、勝ち越しに成功。主砲は一塁を回る際に、小さくガッツポーズを作った。
この日は今季チーム1号となる先制ソロも放っており、これで2安打3打点。キャプテンがチームに大きな得点をもたらした。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani