コールの9年354億円は格安!? 米記者は“不良債権男”と比較「186億円高いだけ」
エルズベリーは7年167億円の大型契約も、2年間出場なしで契約解除に
ヤンキースは、アストロズからFAとなっていたゲリット・コール投手と9年総額3億2400万ドル(約355億円)で契約した。投手史上最高額を更新する超大型契約となったが、米メディアは、“不良債権化”して今オフに契約解除となったジャコビー・エルズベリー外野手の契約と比較している。
エルズベリーは2014年に7年1億5300万ドル(約167億円)の大型契約でライバルのレッドソックスから加入。しかし、度重なる故障でここ2年間は1試合も出場せず、今オフには1年を残して契約解除となっていた。ヤンキースには来季年俸2600万ドル(約28億5000万円)の支払い義務が残っている。
米国でTVプロデューサー、記者としても活躍するエリック・スタンジェル氏は、自身のツイッターで「よく考えてみたら、ゲリット・コールの契約は、ジャコビー・エルズベリーの契約より、1億7100万ドル(約187億円)高いだけだ」と投稿。試合にすら出場しなかった“不良債権男”との契約の差額を計算し、「そう考えると、これはバーゲンみたいなものだ」と結論づけている。
エルズベリーも加入前年の2013年には打率.298、52盗塁で盗塁王を獲得する大活躍だった。コールが新天地でも実力を発揮することができるのか注目だ。
(Full-Count編集部)